小 熊 座 2026/8    No.495 当月佳作抄
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当月佳作抄 2026年8月 No.495

ムツオ推薦

dt>青蜥蜴露頭へ若き神のごと
春日 石疼
日章旗曝す軍国少女の母
仁藤さくら
いつかは止まる息を吸い込む大西日
冨所 大輔
月の夜の風ならば乗り白レース
川口 真理
賑はへりエレベーターに蚊も混じり
津髙里永子
滝落ちてみるみる滝を遠ざかる
佐川 盟子
緑蔭や疫神も神として祀る
杉 美春
熊怖し人間更に夏の月
熊谷 佐幸
いつ癒える緋の旋回の熱帯魚
斎藤真里子
日本海を裏返したる海月かな
棟方 礼子
人声に触れて開きぬ夕顔は
山野井朝香
立尿り夜の万緑が受け止める
池之端モルト
黒南風や護符より多き診察券
田中 充
草矢にて射止めし妻の寝顔かな
長濱 藤樹
\相対性理論の通り梅雨入穴
小笠原祐子
麦の秋風櫂あらばみちのくへ
村 一草
ひとむらの青葦さやぎ手古奈立つ
池田 忠子
青芝に寝転べば地球の匂い
坂下 ゆず
この世ほど暗くはあらず夏の闇
小野 豊
パソコン上表記出来ない文字は書き換えています
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